おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)

池上 彰 (著)

http://www.amazon.co.jp/dp/B00L5L2QZK

 

本書では、自分、日本人、人類を知り、どこから来て、どこに行こうとしているのかを知る為の現代の自由7科目を学ぶ。

 

第一章 宗教

ユダヤ教イスラエルがあるパレスチナの地に移り住み、エジプトにも移住しました。

弾圧を受け、モーゼとともに脱出。旧約聖書の「出エジプト

「カナンの地」へ戻る。パレスチナ地方のこと。この時「十戒」を授かる。

ユダヤ教は、ユダヤ人こそ神に選ばれた民族。イエスは神を信じるものは救われると、説く。

 

インド発祥の仏教 。輪廻の思想。悟りを開いて、生まれ変わりから逃れることを目標とする。

宗教紛争の本質は土地や、資源を巡る争い。

 

第五章 経済

18世紀 アダムスミス 

 国富論:利己心の為に働くと、自ずと分業という形になって、経済をまわす。

 見えざる手・自由放任。自動調節機能で、うまく経済が回る。

 

19世紀 

 カール・マルクス 労働価値説・社会主義計画経済

 労働者が団結して、資本家を覆す。

 

20世紀

 ケインズ:経済政策を適切に行えば、資本主義の欠陥を補える。

 乗数効果。政治家はケインズの理論通り動かなかったため、破綻。

 

 フリードマン新自由主義

 政府の規制は出来る限り撤廃した方が良い。格差を広げた。